ランショットコラム
秋葉直人 コーチ

はじめまして、NAOTOコンディショニングラボ 代表 秋葉直人です。ランナー専門の治療院でランナーの日々のボディメンテナンスやケガの治療を行う傍ら、Adidasランニングクラブでランニングコーチもしています。
どうぞよろしくお願いします。

01 筋肉の柔軟性・重要性とその予防法

ランナーに多いケガとして、過労性脛骨骨膜炎(シンスプリント)、腸脛靭帯炎、アキレス腱炎、足底筋膜炎など様々あります。
その予防法は多岐にわたりますが私は筋肉の柔軟性を高めることが大切だと考えます。
そこで今回のコラムではランナーのケガ全般に対して
・筋肉の柔軟性とその重要性
・その予防法
の2点について説明します。

筋肉の柔軟性とは
 柔軟性とは文字通り、筋肉の柔らかさです。筋肉が力を発揮するには、筋肉の収縮(伸び縮み)が必要です。筋肉が収縮することによって関節が働き、カラダは動くのです。
ようするに、筋肉の柔軟性が高ければ関節の働きもよくなり、カラダをスムーズに動かす事ができます。筋肉は骨・骨膜・腱と繋がっているため、柔軟性が低下してしまうと、筋肉がスムーズに伸び縮み出来なくなります。その状態で繰り返しランニングやトレーニングを行う事で付着している骨膜や髄を引っ張り、負担がかかり、炎症を引き起こします。

予防法
 治療院などに行き、プロの治療家にカラダのメンテナンスをしてもらうのももちろん良い方法です。しかし、そんなに頻繁に通えない方には、普段から自分で出来るセルフケアとして、ストレッチ・マッサージ・温冷交代浴などをおすすめします。
筋肉の柔軟性が低下する(筋肉が張る)原因は、トレーニングによって血中に乳酸が溜まり、それにより血液循環が悪くなり、酸素が運搬されにくくなることによって起こります。
つまり柔軟性を高めるには、ストレッチ等をして常に血液の循環を良くすることが大切です。
それでも、どんなに予防をしていてもケガをしてしまうことはあります。
 その場合の正しい対処法については、第一に休養する事。痛いのに無理をしない、しっかり休むことが大切です。
そして練習後のアイシング。炎症にはアイシングが効果的です。氷嚢やビニール袋に氷を入れて患部を冷やしましょう。ただし注意点として、冷やしすぎは逆効果になりますので、10~15分ほどにしましょう。
 さらに、自分の走り方、接地(足の着き方)の見直しをする事も大切です。怪我をして、休養を取ったり、ケアをしてたりして治ったとしても、患部に負担のかかる走り方をしていると同じような怪我を繰り返す可能性があります。痛みがあり、走ることのできない期間は、自分自身の弱点を改善するチャンスだと思い、走り方を見直してみましょう。

 最後になりましたが、骨・腱・靭帯の多くはコラーゲンで構成されています。
つまり少しでも吸収性の良いコラーゲンを摂ることで、カラダの中からも怪我を予防することができるということです。体のケアだけでなく、コラーゲンを摂取することが怪我の予防に繋がる為、私は選手たちにRUNSHOTを勧めています。